製品概要
自分の声再現ソリューションサービス
『Voice Science 』(以下、VSC)は自分の声・口調をユーザーが入力した自由な文章で再現可能な音声合成ソフトウェアサービスです。機械的な合成音ではなく、個人の特徴や感情表現、発話の自然性といった「本人性」の再現ができます。
また外部アプリケーションや意思伝達装置を使用することでALSや筋ジストロフィーの患者の利用や、公共系にも利用可能となります。
製品の特長
- システムの導入が容易
環境構築はVSCをインストールするのみ。特別な操作や登録は必要ありません。
PCが無い場合は弊社にて機器を用意し、納品後すぐに使用できるように設定致します。
- 簡易な操作
ITリテラシーの低いユーザーでも利用が可能な、VSCを立ち上げた状態で文字を入力すると自動的に音声を流すユーザーインターフェイスです。
- データベース化
喉頭がんなどで声が失われる可能性があるユーザーの声をVSCシステムで分析してDB化し最大で平均95%自分の声を再現します。
- ワンストップサービス
活用コンサルティング→音声収録→納入を弊社がワンストップサービスにて行います。
- 保管
データベース化した後、すぐに使用しない場合は弊社が責任を持って保管致します。
※有償となります。
システム構成
音声代償方法の比較
食道発声 | 電気喉頭 | 笛式喉頭 | 合成音声出力装置 | Voice Science | |
---|---|---|---|---|---|
明瞭度 | △ (個人差あり) |
△ | ◯ | ◎ | ◎ (一部不良) |
操作性・習得 | × | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
衛生 | ◯ | ◯ | × (唾液の流出、匂い) |
◯ | ◯ |
外観 | △ | × | × | ◯ (パソコン,指定端末) |
◯ (パソコン,指定端末) |
プロソディ | ◯ | × | ◯ | △ (格差有) |
△ |
声のアイデンティティ | × | × | × | × | ◎ |
動作環境
- OS
- Windows7/8/8.1(デスクトップ版)
- CPU
- Intel Core 2 Duoプロセッサ2.0GHz以上
- メモリ
- 空きメモリ容量512MB以上
- HDD
- 当社指定の空きディスク容量
- システム環境
- 32ビット/64ビット
- 費用
- ●Premium版︓125万円(税込)
- 「自分の声」の再現性が高いハイグレードモデル
- ●Standard版︓55万円(税込)
- リーズナブルに「自分の声」を残したい方に向けたモデル
※保守費用は発生致しません。
利用シーン
- 1.音声発話の代替案として提案する事が可能
- 自分の声の再現の為の電動式人工喉頭、食道発声等の無喉頭発音に不安を持つ方へ新たなコミュニケーションの手段として提案する事ができます。
- 2.簡単に発話可能
- 電動式人工喉頭、食道発声等と比べても、機器の微調整やリハビリなどが不要で、発話の品質も高く、簡単に会話が可能となります。
- 3.生活の支援
- 偶発的な理由による発話障害が生じた方の声の替わりをし、ご自身のQOL(生活の質)の向上や、ご家族の生活を改善・支援する事ができます。
- 4.ALSや筋ジストロフィーの患者利用可能
- ALSや筋ジストロフィーの患者様が音声のデータベース化後、意思伝達装置(僅かな筋力がある部分を使い、文字入力ができるシステム)とVSCの連携により発話支援する事ができます。
- 5.その他にも利用可能
- イベントや館内アナウンスの用途で声の提供サービスや文字の読み上げにもご利用いただけます。
- 高年齢化における声帯の衰えによる音声のサポートする事ができます。
仮特許取得済:特許番号 62/052,597
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